「”シナジー”の力で脱・中堅チームなるか…」HLE監督インタビュー翻訳

KeSPA 2018
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こんにちは。
現在LoLプロ界隈では絶賛、選手の入れ替え中であり、韓国LCKでもほとんどのチームがロスターを作り変えました。
今回は、そんなLCKの中でも早々にチーム作りを終えたHanwha Life Esportsの監督へのインタビュー記事を翻訳しました。
こちらの身勝手な都合により、これまでのインタビュー翻訳記事と異なり、日本のLCKファンが気になるであろう部分を抜粋してまとめたものとなりますので、ご了承ください。
”家族””父親”のような雰囲気のカン・ヒョンジョン監督のインタビューを読むと、来季からはHLEを応援したくなること間違いなし!

元記事:http://www.inven.co.kr/webzine/news/?news=211124&game=1368

Hanwha Life Esportsについて

もしLCK 2018 Summerをよく見ていなかった方にとっては「HLEって何ぞや?」ってなると思うので、先に簡単に紹介します。

HLEは、前身であるROX Tigersが2018 Spring終了後に「한화생명(ハンファ生命)」に買収され名称が変更されたチームです。(2018 Spring前のSSGKSVと同様)
選手やコーチ陣はROX時から引き継いでいます。

ROXと言えば、「SmebPeanutKuroPraYGorillA」時代を思い浮かべる方が多いと思いますが、彼ら5人が一斉に離脱した2017 Spring以降の成績は、全10チーム中6→7→6→6」位です。
プロモーション行きもプレーオフ進出もない、そのまま中堅チームといった所です。

今回のインタビューの内容は、そんなHLEが”今オフに契約選手10人中5人を入れ替えた狙い”についてがメインとなります。

※2018 Summer以降の入れ替え選手表

OUT IN
Kuzan MID Tempt MID
Mightybear JG Moojin JG
Lindarang TOP SoHwan TOP
SeongHwan JG Thal TOP
Brook TOP Bono JG

HLE監督インタビュー「リビルディングの方向性は”シナジー”」

[2018 Summerの振り返りについて]

まずはとても残念。10勝8敗ならポストシーズンに進んでいてもおかしくなかった。もしもう1試合、1セットだけでも勝っていれば上がっていたかもと思うと…それが一番惜しい。

(KTとの最終戦について)
僕達はプレイオフ進出を賭けて試合に臨んでいたが、KT決勝行きひいてはWCS行きを賭けて試合に臨んでいた。その差で負けた。

[HLEを離れた弟子2人について]

チームを離れたLindarang/SeongHwanとは3年過ごしたが、個人的にもう1年一緒に過ごすより異なる環境で活動した方が良いと思った。

(直接発掘してきた2人との別れに対して)
なるべく表に出さず”スマートに”別れた。
長く活動しているが選手を送り出すのは毎回心が痛む。
正直、Lindarangには海外でプレイした方が良いと言った。
海外は韓国とファンの文化が違う(批判に苛まれずに済む)から。

[唯一残った”一番弟子”Lavaについて]

Lavaももっと上手くなれる選手。ポテンシャルも欠点もはっきりしている選手。
まだ若いのでフィードバックに時間が掛かるが、しっかり消化出来た部分は試合中に表れる。

[今回のリビルディング、新加入選手について]

今回のリビルディングは”スーパーチーム”ではなくチーム内のシナジーを狙って組んだもの。間違いなくどこか惜しい部分があって、一皮剥けたらもっと上手くなれる選手達。そんな選手達がお互いにライバル意識を持ってシナジーを発揮する、そうなればと期待している。
僕達が普段対戦していて「スクリムの時は調子が良かったのに、公式戦では上手くいかない」…そんな選手達も多い。対戦して「あの選手と一緒にプレイしたい」と思った選手を主体に集めた。彼らがFAになってから急に連れてきたのではなく、前々からそう思っていた選手達。もちろんウチと対戦した時だけ強かったのかもしれないけど、誰かに強いってことは全てに対して強くなれるってこと。
Temptが一番惜しい選手だった。Bonoも似ている。
以前から感じていたが、降格を経験した選手はどこか変わると思う。実際Bdd(CJ所属時)もKiin(E8W所属時)もそう。
一見、ファンにとっては話題になるような選手加入はなかったかもしれない。でも僕はそういう部分よりチーム内を充実させてしっかりしたチームを作りたかった。
SoHwanThalも惜しい部分がたくさんあった。何のせいかは特定出来ないけれど、一枚被さっている感じ?それを取り払ってあげたい。

[選手加入後のチーム内状況について]

僕はチームワークがとても重要だと思っているので、最大限一緒に遊ばせている。映画見に行ったり銭湯行ったりご飯行ったり。他のチームにいた選手達は「こんなプロ生活始めてだ」ってちょっと驚いていた。個人的にチームでの生活は楽しまなくちゃいけないと思ってる。選手達同士で遊ばせることで試合でのシナジーも見込めると思う。

[弟子たちのこれからについて]

会社と僕の考えで一致していることの一つが、プロゲーマー以降の人生も重要だということ。LindarangSeongHwanSangyoonが引退してからどうしたら良いかについてよく考える。

[ファンとの交流について]

僕は常に選手達に「ファンがいなかったら選手もいない」と言い聞かせている。プロならファンサービスは当然の事。
Hanwha花火コンサート(11/19に開催)」でもエピソードがある。イベントに구구단 (gugudan)というアイドルグループが来ると聞いてLavaが行きたがっていたので、「800LP言ったら連れて行ってあげる」と言った。そしたら2日で達成してた(笑)
いざ連れて言ったら握手すら出来ず、遠くからパフォーマンスを見ただけだったけど、Lavaは残念ついでにサイン会に参加しようとしてた。
まだ上位ラウンドや決勝戦に行った経験がないから、選手達にとってはファンサービスは不慣れなことだと思う。後々嫌がったりするかもしれないけど、今はとても楽しんでいる。

※Hanwha花火コンサート:11/19に開催。イベントでの講演をインタビューを受けているHLE監督が行い、SangyoonKeyがサイン会を行った模様。

[新加入・古株選手にそれぞれ言いたいこと]

(新加入選手達に向けて)今日も話したことがある。プロゲーマーにチャンスはそう多く来ない。決して2018年の成績と移籍を忘れず、チームとして良い家族の一員になって欲しい。

SangyoonKeyは加入前からたくさん話して期待している選手達。最近はBOTデュオだからといってあまり一緒にゲームをしないが彼らは違う。「もうお互いを知ってるから」とはならず、9割は一緒にゲームをしている。ある時は一緒にゲームをするために片方がもう片方を待ったりする。2人のそんな努力がSprit中に結果として表れると確信している。
LavaにはTemptという良いライバルが出来た。これまでも上手くやっていたが、もう少し上手くなってギリギリじゃなく安定してポストシーズンに入れる選手になってもらいたい。そして来年からはもう新人じゃないので、新人シールは剥がしてLCKの柱の一つになれるようなMIDレーナ―に成長してもらいたい。

まとめ

以上です。

元記事では、それぞれの内容についてもう少し濃く話していたり、コーチと迎え入れたCJ Entus Frost時代の元弟子Woongについても話しています。(割愛してすいません…)
選手達について語るインタビュー内容から、カン監督の情の厚さを十分に感じる事が出来たと思います。

大きなロスター変更を行わず戦力を維持したGRFDWG、大物FA選手を加え改革を試みたKTKZAFSGEN、そしてSuper Korean Teamを結成したSKT
2019 SpringのLCKは群雄割拠という言葉が相応しい、混戦になること請け合いだと思われます。
そんな中で、これまでのキャリアで花を咲かせられなかった選手達がステップアップし、HLEという中堅チームをプレイオフ進出に押し上げられるのか。
是非この点にも注目したいですね!

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