【LCK2019Spring】CloudTemplar氏含む3名による「各チーム中間分析」動画翻訳② 西部編

LCK
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こんにちは。
今回は、先日投稿した「【LCK2019Spring】CloudTemplar氏含む3名による「各チーム中間分析」動画翻訳① 東部編」に引き続き西部編、残りの上位5チームに関する内容となっています。
動画コンセプトや出演者など諸々の説明は「①東部編」の方に記載したので省略します。

※本文中での話者はそれぞれの頭文字で表しています。
CloudTemplar=C
Bitdory=B
Pony=P
※元動画


Hanwha Life Esports

C:いよいよ西部に向かってみましょう。
まず今日のSKT戦でHLEは無残な負け方をした。十分戦えるって分析もあったし注目されてたけど、思っていたよりもボコボコにされた感じだよね。Sangyoonの通算1000キルは先延ばしされた訳で、攻撃的だけど副作用も大きかったと考えられる。
B:HLEに関しては、良い話と悪い話で明確に分けられる。僕は、LCK本番中だけじゃ全部分析しきれないからそれとは別に全試合分析をしていて、その過程で感じた事が”HLEが以外にも基本がしっかりしている”って事。イメージとは違って。
珍しい事だったり攻撃的なプレイをするイメージがあるけど、試合を分析してみると基本が出来てる。レーン管理だったり、ワーディングだったり、どこでデワードして、相手の視界を逆に利用して。こういう基本がしっかりしてるから、それに基づいたプレイの熟練度を上げる事出来れば、今の順位がまぐれどころかもっと上に行けると僕は思う。イメージとは裏腹に基本がとてもしっかりしてる、これがHLEの長所。
次に悪い所について。じゃあ何でHLEは今日あんなに無残に負けたのか。HLEは、何でGRFにも勝ち得るのにJAGにも負け得るチームなのか。それは、基本をしっかり敷いているのに瞬間的な判断ミスがとても多いから
C:言い換えればあまりにも極端、突然攻撃的になるみたいな。
B:料理で例えるなら、野菜を有機栽培して丁寧に育てて下ごしらえまでしたのに、いざ料理をするって時にめんどくさくなって、どうせお腹の中入れば一緒だからってそのまま食べちゃう。全然違うのに。だからちゃんと料理すればGRFにも勝てるし、そのまま食べてお腹の中で混ぜちゃおうってなるとJAGにも負ける。
C:実際LCKチームの中で、一番五分五分のバロンを始めそうなのがHLEだと個人的には思う。普通は他のチームじゃ触らない状況でも、リスク込みで始めそうなのがHLE。
B:それでHLEにしたいアドバイスは疑う事。互いを信頼するなって事じゃなくて。
C:”石橋を叩いて渡れ”
B:自分達が把握している情報と状況で、咄嗟の思いつきってあるでしょ?「今こうしたら良さそう」って。それについてもう一度考えるべき。これは自分達の考えが合ってるかどうかについて疑うんじゃなくて、相手がこの状況で何が出来るかについて考えるべき。自分達の視点からだけ考えて「OK,Let’s Go!」してたら、相手が少しでも想定外の行動をしたら崩れちゃう。HLEにはそういう訓練が必要だと思う。
この問題点が何と関連してるかと言うと、チーム内スクリム。チーム内スクリム主体の練習をしてるとこうなってしまう可能性がとても高い。なぜなら、チーム内スクリムが多くなると10人の考え方が似てきてしまって、変則的な行動をしなくなる傾向にあるから。そうなってしまうと、チーム内スクリムではプラン通りに上手く行くけど、他チームの選手達を相手にする実戦だと音を立てて崩れてしまう可能性が高い。
C:それの代表例として、昔僕とHeliosの話もよくあったよね。とにかく、6thマンとか10人体制は長所と同じくらい副作用もあるって事。

C:実際HLEはとても独特だけど、それでも今シーズンはHLEにとって絶好のチャンスなのは確か。期待されていたよりも上手くやってるし、早々にリビルディングを終えて練習体制を整えて、この順位ならとても上手くやってる。
HLEのインゲームについて1人選ぶならbonO彼の調子だったり、依存度が一番大きいと思う。HLEが綺麗にスノーボールした時のbonOの完璧なプレイだったり、全く良い所なくチームが崩れた時の酷いプレイがあまりにも対照的。
B:200%同意
CbonOの話をするとまたMoojinの話にもなるけど。
B:さっき話した事の代表的な例がまさにbonO。基本に基づいてプラン通りにプレイ出来た時は相手に何もさせずに勝つのに、何か上手く行かなかった時は焦って試合をスロウする。JGが重要な役割だからっていうのもあるけど、bonOを見ればHLEのやりたい事が分かるから。JGが重要なのとはまた別で、今のHLEのチームカラーがまさにそう(JGに依存してる)。
C:JGというポジションが切り込み隊長だからそうなんだよね。で、HLEを話す上で欠かせないのが、5位なのか6位なのかって事でしょ?
P:ジンクスだね。
B:ROXの時から始まって、昨シーズンHLEとして創団してプレイも良かったし球団の仕事も素晴らしかったので認知度も上がってファンも増えたけど、プレーオフ行けないのは変わらなかった。
C:いっつもとてもギリギリで逃す。ただ逃すんじゃなくて。
P:目の前で道が閉ざされるような。
B:そうそう。で、道が閉ざされた時に思い浮かぶ試合がある訳、あの試合スロウしてなければって。
C:結局、「他のチームがこのチームを倒してくれれば」っていう状態になるんだけど、それも倒せなくて行けなかったり。

B:僕は絶対的なエースが必要だと思う
P:それ今はSangyoonじゃないの?
BSangyoonじゃいまひとつ。キャリー出来る状況になればキャリーしてくれるけど、Kiin/Deft/Rulerみたいな「どれだけ不利でもコイツを信じてればキャリーしてくれる」っていう存在がいれば、少し落ち着いてプレイ出来ると思う。今のメンバーから変えろって事じゃなくて、今のメンバーの中で誰かが調子を上げてそういう役割をしなくちゃいけない。
P:僕はその役割に一番相応しいのはThalだと思う。”漢”のイメージだから、とかではなくて。今日の試合もThalがファームは出来てたけどそれきりで、BOT側が崩れてる時に下りてきて何かしてくれる訳じゃなかった。そういうプレイも必要だったと思う。白馬の王子様みたいに、味方のピンチに育った誰かが駆けつけるプレイ。より上位に行くにはそういう役割を果たさなきゃいけないし、今のラインナップの中だとThalが適任じゃないかな。
B:理想的なのはLavaSangyoonがやってくれる事だよね、TOPよりは。LavaTemptがブレイクすればHLEはもっと良くなるだろうに。
C:ブレイクするにはTemptの性格がThalみたいじゃないといけないんじゃない?(笑) Temptはいつも素直で優しい。彼にも「グァアア!(野獣っぽく)」って部分があればいいのにって思うし、SoHwanもそう。
あとヒョンジョン兄さん(HLE監督)は最近は優しい監督じゃなくて、鬼監督だよ。優しさを捨ててから結構経つ。
P:優しい監督のイメージは兄さんが作ったんじゃないの?(笑)
C:元々優しい監督だったのは確か。でも最近は鬼監督って呼ばれてるらしい。とりあえずHLEは、ポジティブに見守りたいね。

Kingzone DragonX

B:ここが一番大きなどんでん返しじゃない?
P:意外だったよね
C:4連勝
P:皆も今日の試合見たと思うけど泥仕合感があるけど(笑) 勝ちは勝ちだから。
C:実際4連勝の過程で、苦労したり逆転して勝った試合が多かった。
P:僕が衝撃を受けたのが、Naehyunが出てきたのは良いとしてをピックした事。で”強まる嵐”や”フェイズラッシュ”を選択してるのを見て、ピック決めて来たんだなって。アイテムも普通ルーデンエコーまでは積むケースが多いけど、アテネの血杯からアーデントセンサー。デスキャップも自分のダメージ目的じゃなくてシールドのため。かなり不思議だけどよく勝ったと思う。
BNaehyunについて話すと、(※)海外リーグでの連敗記録という不名誉な記録を持っていて、その後CKにカムバックしたけど期待されていた老練さは発揮されなくてかなりプレイが良くなかった。KZがNaehyunを加えた時も正直僕は「お??」って感じだった。僕はに対する期待値が低かったので、もしPawNの健康上の問題が発生したとしても代役になれる選手じゃないと思ってた。でも今日の試合でKZとNaehyunについて考えを改めるようになったのが、彼がしっかり自分の役割を把握して忠実に実行しているという事。こういう選手起用が出来るのはKZにとってもかなり助けになると思う。今のメタでどこのMIDレーナ―がルルを使ってアデセン積みたいと思う?その上サイドレーン出た後に、わざわざ自分のレーンを捨ててまでADCの金魚のフンみたいに付いて回って。JAGも同じ構成使って完全に崩れてたけど、Naehyunは上手くこなしてた。もちろんこれはDeftがいるから取れる選択肢ではあるけど、こういう構成を選択出来るKZのコーチングスタッフもNaehyun自身もすごいと思った。
※海外リーグでの連敗記録:Origen所属だったEU LCS 2017 Springの「0-13」(シリーズ全敗) の事だと思います。
C:こうなってくるともしかしたら、「正統派のNaehyun、変則的なPawN」みたいな流れになるかもしれない。それぞれどう起用していくかは見守らなきゃいけないけど。Naehyunが安定志向で、PawNがマクロ・サイドレーン志向のように思える。

PNaehyunもそうだけど今日の試合見てTusiN
CTusiNの話は避けて通れないよ。ヤバかったじゃん。僕がもし解説じゃなかったら彼に悪口言ってた。「このイカれた牡牛!」って。良い意味でね。
B:100点満点のプレイをしてた。
C:もしTusiNがMVPじゃなかったら暴動が起きるぞって言う所だった。
B:皆さん、CloudTemplarにはMVP投票権はないんです。僕はTusiNに投票しました。

CDeftがスーパーキャリーするけどデスもするという点が問題ではあるけど、逆にスーパーキャリーするって事はデス位する事もあるんじゃない?
B:死なずにスーパーキャリーが出来るか?っていう。
C:スーパーキャリー出来る選手が世界に何人もいない中で、あれほどの能力があるならあの程度のミスはしても大丈夫じゃない?って僕は思う。
P:前ブリンクして死んだらネット上で荒れるけど、僕は前ブリンク出来なきゃスーパーキャリーも出来ないと思う。どのタイミングで前ブリンクするかが大事なのであって。でも今日のDeftは擁護出来ない。エズで3デスした事とか、3試合目のスレッシュの目の前通って捕まった事とか。これに関してはネット上の反応が正しい。
※擁護出来ないDeftのプレイ


C:皆が言ってるような「スーパーキャリーするけどデスしない」人がいたとしたらそれが世界最高のプレイヤーでしょ?でもKZはまだ世界最高じゃなくて、その過程だから(許容されて然るべき)。
B:もちろん減らす必要はあるよね。今のDeftも完璧って訳じゃないから。
C:(視聴者に向けて)僕が言ったのは、この状況でこの程度のパフォーマンスなら十分だって話で、Deftが完璧って話ではないからね。
B:KZには良い話があるよね、ADCパッチ(9.3)。
Cカン監督がこんな事言ってた。「IEの値段が1500Gになれば、ウチが1位になれる
3人:www
C:それだけBOTに対する信頼が厚いって事。
B:監督!もしそうなったらChovyがヤスオしますけど?

SK Telecom T1

P:SKTは今日気持ち良く勝ったけど、勝因は明白でClidがヤバかったから。もう少し詳しい話をすると、シーズン開幕以降地域を問わず、を上手く使うチームは上位に行ったし、出来ないチームは下位に行った。
C:今日はのおかげで勝った訳じゃないけど、使ったのは確かだから。
P:地域を問わず2019春序盤の「勝利のシンボル」みたいなイメージ。でも今日までの試合の内容を見ると、を積極的に使わなくても勝てる事を証明してくれたよね。
B:ファン達の立場としては、FakerじゃなくてKhanだったとしてもを使ってくれただけ気分が楽になったかもしれないけど、どうせ9.3じゃ使えないから(アカリ使えるかどうかは)あまり重要じゃない。
今のSKTに対する印象は、以前のGRFに対しての印象に近くて。これは僕達がGRFを認めたくなかったからかもしれないけど。「Tarzanさえ抑えれば力を発揮できないチーム」だった。今のSKTもこう表現していいと思う。これは褒めている一方で短所でもあるけど「Clidさえ抑えれば力を発揮できないチーム」。
SKTが今のトップクラスのチーム GRF/SBと対戦する時は、Clidらしい味が出なくて押される試合が出てくる。その上、他レーンでアウトプレイも生まれない。でもClid中心に上手く試合を進めてる時は、TOP/MID/BOTでちゃんとキャリー力を発揮できる。
つまりClid中心に試合を勧めてる時のSKTはめちゃくちゃ強いチームだけど、そうじゃない時にアウトプレイが出てこない辺りが、今のSKTが1・2位じゃなくてまさに3位だなって印象
C:KZは4勝だけどちょっと独特だから除外して、SKT/SB/GRFの3チームだけ見てみると、JGが上手いチームが直接対決でも有利だったよね?トップクラスのJG同士の対決で。
P順位をそのままJGのランキングにも当てはめられるよね、それぞれ1回ずつ戦ってるんだから。
C:レーン戦の段階で思っていたより差が出ない。そりゃ普通にレーン戦するなら当たり前の話で、その段階で崩れてたら試合全体が崩れる訳だけど。JGのルートを読んで、半歩先に動いて判断して、先にガンクを決める。(そういう勝負) とにかく最近のJGはみんな上手い、化け物揃いで。
BClidのガンクやスーパープレイは、今日のFakerみたいに主にを使ってしっかり支えてたから出た訳ではあるんだけど、JGを活かすMIDレーナ―のプレイに関しては現状1・2・3位で少し差があって、その影響でこの順位になってるんだと思う。
C:実際の成績がそうであるように、今のSKTからは明確にGRF/SBより少し劣る部分があると感じた。もっと進歩しそうではあるけど、簡単じゃないと思う。それだけ化け物クラスの選手達が最近は多いから。個人的には、FakerKhanがもう少し力を発揮してくれたら良いな、と思う。BOT/JGよりはTOP/MIDが力を発揮するのが理想的。GRF/SBと比較して相対的に、今がダメって訳じゃなくて。

C:SKTの話題の中で一番良く聞かれるのが、負けた時のバンピックについてなんだけど、バンピックとKhanが繋がってる事が多い。「SKTは何でKhanにディーラーさせないの?」「S何Kデ?」もしくは「S何Kタ?」「SKTは何でKhanにタンクばっかさせるの?」Ponyがさっき言ってた「S何K」とか。とりわけそういう質問が多い。
B:「F何キャや?(Faker何でキャリーチャンプやらないの?)」
3人:www
C:バンピックについて話してみよう。結局今日も使ったし、色々試してはいるけど。
B:これを肯定的に受け取っていいか分からないけど、kkOmaが直接バンピックに介入しなくなって、バンピック時に姿も見せなくなってるよね。2コーチ体制が固まって良い試合も出始めた事で、漠然とSKTのバンピックを疑う文化はかなり減ったと思う。試合の勝敗とはまた別で。これはSKTとしてはポジティブな事だと思う。
バンピックの内容について話すなら、今のSKTが目指している方向性はMIDサブ&TOP/BOTキャリー。特にBOT。僕はその方向性は合ってると思う。確かにKhanFakerがもう一皮向けたプレイをしてくれたらSKTがもっと強くなるっていうのは100%同意するけど、僕はTeddyをとても高評価してるから、BOT中心の方向性は合ってると思う。特に次のパッチになればより勢いを増すだろうし。
C:実際Fakerが使うチャンプ達は、///みたいな、安定してて支えられるチャンプだから。
P:さっきのについてをもっと詳しく話すなら、最初にBOTを使ってた時はのカウンターピックだったでしょ?実際他の地域でも使われてカウンターの役割を果たした。でも1,2週経つとむしろがカウンターされてた。確かにウェーブクリアが強くてダイブ耐性もあるのは確かだけど、上手くプレイすればいくらでも崩せる。こういうイメージに変わって、実際攻略されて崩された。をピックした瞬間、をケアするためのチーム的なリソースがめちゃくちゃ必要になる。
C:いわゆる決勝ライン、1・2位は楽じゃないと思う。逆にプレーオフ圏は絶対行けると思ってて、ここが面白いポイントではあるけど。
BkkOma監督がこう言ってた。「これまでたくさんの選手を迎え入れて一緒に成長したり育てたりしたけど、KhanMataのような選手は初めてだ」って。メンタル的な意味で。賢いっていうか正確な表現は忘れたけど、実力とはまた別に、プロとして褒めてた。何より勝利が最優先っていう感じ。
SKTが一番大きなチームで、人気も高くて最高のキャリアを持つチームだからか、去年から気に掛けてた事があってそれが配信。プロチーム達が巨額の年俸の負担を減らすべく配信を活性化させた時、配信の活性化が成績に影響するかについて、去年の成績を見て判断できるだろうと思って注視してたんだけど、僕は影響があったという印象を受けた。それで、今年の世代交代についても何かしらと関連性が掴めると思う。
C:今シーズンを見てみれば分かると思う。キャスター陣も世代交代の話をするけどそれは少し時期尚早な話をしている訳で、締めくくりがどうなるかは分からない。「世代交代の風が吹いている」とは言うけど「世代交代が起きた」とは言わないし、最終的な成績がどうなるか最後まで見てみなきゃいけない。WCSが終わって年度決算までしてみなきゃ。

SANDBOX Gaming

C:SBの強さの秘訣について最大限解き明かすために、意見を交わしたり考察したり試合を見返したりしてみたけど、”歯車が噛み合った”という表現が正しいと思う。全ての運、メタ、選手間のシナジーが噛み合ったという事。
これをとても簡潔にまとめると去年のGRFみたいとも表現できる。去年のGRFの、駆け上がっていくとてつもない勢いと全てが噛み合った感じ。
SBについては、蓋を開けてみないと絶対分からなかったと思う。なんなら一番直近の大会だったKeSPAでさえ分からなかった。もちろんあの時はまだスタメンが決まってなかったけど。これは選手やコーチ陣達も驚いている事だと思う。
B:SBの選手達について掘り下げるなら、Summitは…
WCSはLCKにとっては黒歴史だから、WCS選抜戦だったり夏プレーオフ時点での強いTOPレーナ―の基準って何だった?それは一番最近Kiinに傷を負わされた選手かどうか。そしてSummitは毎日傷を負わされてた選手だった、Q.E.D。
名医Kiin先生のメスを受けた選手だったって事。(視聴者コメントに対して)傷を負わされるっていうのは、打ちのめされるって意味じゃなくて接戦を繰り広げるって意味ね。OnFleekについてはまた後で話します。
Doveについては僕がよく放送で言及してたけど、CKの時から高評価していて、いつ頃かは言えないけど実際にあるLCKチームに推薦もした。具体的な加入話もあった。なぜなら、CKのどのポジションに上手い選手がいるかって話は当然CK担当の僕の所に来るから。なんならチーム成績が悪い時ですらDoveにはキャリー力があると思ってたし。その彼が今とても上手くやっている。
聖霊様(Ghost)は僕が評価出来るお方じゃないのでパスします。
jokerについてはミスがとても多い。でもそのミスは、常に彼が先頭に立って何か動かそうとした結果のミスであって、彼もやろうと思えばミスなく消極的にプレイ出来る。けど常に大局的な観点から何かをしようとするからミスが起きる。だからjokerはSBの中でとても重要な選手で、実際コーチングスタッフがとても高く評価してる。ファン達が浅い考えで”穴”だという印象を抱けば、そう見えるかもしれない。
C:僕はjokerの立場をある意味一番理解出来るよね。いつもミスするけどゲームを大局的に捉えて、チーム内でコールだったり重要な役割を担って等々…
上手いのもとても重要な役割なのも確かだけど、もっと上手くプレイしなくちゃいけないとも思う。僕自身がそうだったから誰より理解できる。ミスはするけど大局的な判断が上手い。でも何が問題かと言うと、とても大事なプレーオフの試合とかでボロが出る可能性があるという事。だからこそ今の内に補っておく必要がある。
SBの話をすると色んな選手が挙がるけど、とにかくSummitが上手い。衝撃的だった。ピックもそうだし。
まだ不思議ではあるけど、SBは本当にすごい。とても応援してる。本来オールドゲーマーはいればいる程良い事だし、このままjokerが良いプレイを見せてくれれば話題も尽きない。どれだけかっこいい事か。
BOnFleekも僕が考えを改めた選手。CKでデビューして使ってた時はこんな印象を受けた。「粗削りなアマチュアSoloQプレイヤーが、SoloQの感覚とフィジカルでCKではキャリーしてる、でもプロJGとしての能力を備えるには時間が掛かるだろう」って。でも時間が経って、僕の考えが間違っていたのが、彼が生まれつき賢い選手だって事。フィジカルとは別問題でゲームの理解度が高い。この試合でどういうプレイを追及するべきか、どうしたら相手の虚を突けるか。こういう事をよく理解してる。こんなプレイヤーがどこに転がってたのか本当に不思議。
C:それが新人JG達の影響でメタが変わったと言われる代表的な部分だよね。昔の選手達と比べて最近のJGは何もかも備えてる。

Griffin

P:GRFの話になると称賛一色で、ファン達の言う”アナザーレベル”だという事に対して疑う余地がないから、比較的注目されてない部分に関して。
GRFのフィジカルがとても良いのは確かだけど、フィジカル面で圧倒しているというのは少し違うと思っていて。これはSBにも通じる話だけど、とにかく息が合ってる。で、LoLというゲームがチャンプを育てて相手のネクサスを攻略するゲームだから、相手より自分が劣るとしてもゴールド差を付けておけばいくらでもスーパープレイが出来る。3回攻撃して倒せるのと、2回攻撃して倒せるのは全然違うから。
自分達が負けてる時は負けてるなりには必要なアイテムを待つし、勝ってる時は息の合ったプレイとゴールド差で押しつぶすし、そこで獲得したゴールドも無駄なく使ってる。Chovyの強みはレーン戦で負けない事。他のチームが使って負けるパターンはこの逆で、大体のどちらか、普通を渡すんだけど、HP管理もタワー管理も出来なくて、死にはしないけど死んでるのと変わらない状態になる。
C:要約すると、GRFはチームゲームがとても上手くて皆が一つになって動くし、その中でもChovyがヤバくてレーン戦がとても安定してる。でもその過程でチーム的に犠牲になったり支えたりする選手もいると。

C:GRFが負けたり振り回された試合を見てみると、(今のGRFの勝ち筋は)逆転して勝つというよりは、スノーボールして勝つというのが合ってるなと思った。GRFもレーン戦から不利を背負うと、かなり苦しい戦いになるんだなって。で、一度レーン戦で不利になったら次のバンピックをガラっと変えて、序盤から強くする。これをAnGriffin(Angry+Griffin)と表現したりするけど。HLE戦で負けそうになった試合も、結局レーン戦の段階から負けていた訳で。GRFが逆転の名手だとも言うけど、今シーズンのGRFはむしろ序盤から有利を作って無難に勝った試合がほとんどだと思う。
P:AnGriffinって言うの?(笑)
C:負けたら怒って、実際により序中盤から強いバンピックに修正してくるから。HLE戦で負けかけた後の試合とかSBに負けた後の試合とか見てみるとそういうパターンがある。とにかく当たり前だけどレーン戦から負けてるとGRFでも辛いんだなって思った。
B:GRFは、どうすれば自分達が有利になって勝てるかについて、他のどのチームよりも正確に理解していて5人皆の考えが似ている。その代表的な例が、レーン戦でダメージトレードに勝つ事が即ちレーン戦の勝ちって訳じゃない事。ダメージトレード勝ったら気分が良いし勝った感はあるけど、ダメージトレード自体が試合を有利に進める過程の副産物でしかないから、相手のスキルを受けてでもレーンプッシュした方が良い場合もあるし、相手のマナを消費させたりスキルをCDにさせる事が良い場合もある。状況次第ではあるけど、一番こういう賢いプレイをしているのがGRFで、特にMID/JGだと思う。一見相手がダメージトレード上手くやったかと思いきや、実際はCS差が出来てたりプレートが破壊されてたり。相手が序盤MID/JGで動かさなきゃいけなかったのに、何も出来ていなかったり。
そしてGRFが上手いのが、試合を有利な状態から始める術を知っている事。だからレーン戦の段階からスノーボールして一方的に勝つ事が出来る。じゃあ不利な時に何で勝てるかというと、GRFが不利な時に相手が少し集中力を欠いたり油断する瞬間があって、対してGRFは不利な状態ながら自分達がどうすればこの集団戦に勝てるかをとてもよく理解しているから。ストップウォッチの使い方とかGRFがとても上手いけど、それはどう使えば勝てるか分かっているから。今日解説中にCloudTemplarも言ってたけど、プロゲーマーのスーパープレイや反応なんかは70%以上は予想して生まれる。彼らも人間だからリアルタイムで判断して生まれるのはごくわずか。で、GRFはあらゆる状況を高いレベルで理解していて、有利な状態から試合を始めるので、今こういう状況(圧倒的な強さ)になってる。なので大きなミスがあったり、長期戦になったりしない限り、決勝戦のプレッシャーに揺さぶられる事もないレギュラーシーズンの内はずっとこの状況が続くと思う。

C:絶えず上がる話題で、これはファン心理としては仕方ないんだけど、”歴代最高かどうか。僕も解説しながら”歴代トップクラス”って表現を使ったけどその時にとても注意を払っていて、正確には「直近でLCKデビューをした新生チームの中で、トップクラスの存在感だ」という表現を使った。これが普通の”歴代トップクラス”のニュアンスとどう違うかって言うと、「LoL史上トップクラスのチームだ」という事ではなくて「最近LCKデビューしてこれまで見せてきたプレイがトップクラスだ」という事。とても注意を払った。なぜなら皆が知ってる通り、歴代トップクラスのチーム、存在感、成績は全てSKTだったから。誰にも否定出来ない事実。このニュアンスを混同させてしまうと良くないと思って気を付けた。
GRFについていつも話す事が、まだまだ証明しなくちゃいけないって事。WCS行った訳でもLCK優勝した訳でもないから。僕自身いわゆる”キャリア厨”なんだけど(笑) キャリアなくして冷静な評価は出来ないと思う。これからLCK優勝してWCS優勝しなくちゃいけない。それでこそ評価が出来るし、今の調子がどうだから…とは区別しないといけない。
でも現時点での僕の印象を話す事は出来る。これまでのLoLに携わってきた人間として、今のGRFが歴代トップクラスの存在感・実力があるのは確かだけど、全勝優勝してた頃のSKTの印象はただ「優勝だな」って感じだった。当時のSKTはGRFよりもっとすごかったし、ましてや引けを取るなんて事はない。SKTが決勝戦行ったら、関係者達が「まず優勝は堅い、3-0だろう」って話してて、これが当たり前だった。GRFがどこまで行けるか、気になるし期待は出来るけど、SKTを超えるチームが出てくるにはさすがに長い年月を要すると思うでしょ?
P:SKT超えるには必然的に3連覇はしなくちゃいけない訳で。
C:LCK中継放送でも個人配信でも何度も言ったことだけど、LoLがどれだけ長く続いてもSKTを超えるチームは出てこないって数十回は言った。途中途中、追いつくチームは出てくるかもしれないけど、超えるチームは出るはずがないし不可能だと思う。
B:本当に同意。熾烈な競争の中であんなに長い間また王朝を築く事は、SKTすらも難しい事だろうし。そうでしょ?SKTは自分達のキャリアと戦ってるチームだから。
C:そしてGRFは、今のLCKやLoLの構図を表してるチームだと思う。”新時代の風”というか、どういう変化が起きるか、どこまで行くか。パワーランキング1位に選ばれるのも当然だと思う。GRFが世界大会に出たら必ず優勝するって訳ではないけど、全世界見渡してもGRFのプレイが一番優れてるって信じてる。でも果たしてWCSでの成績がどうなるか、何回優勝出来るかについては未知で、今はただ期待出来るなって程度。

西部&東部オールスター

C:僕は東部からはKiin、当然。一番輝いてた選手という基準だとKiinは選ばなきゃいけない。JGはかなり悩んだけど、UmTiにしたい。それからBdd/Ruler/Hoit。東部オールスターはこうしようと思います。
B:西部はSummit/Tarzan/Chovy/Teddy…SUPは悩むな…
C:そりゃ難しいよ。
P:GRFはもう2枚使ってますよ。
B:MID-JGを別々に考える事は出来ないし、Tarzan/Chovyはセット効果があると思っていて、BOTも同じイメージ。…SUP達が皆短所があってそれを考慮した上でMataで。Teddy/Mataセット。

Role 西部オールスター 東部オールスター
TOP Summit(SB) Kiin(AF)
JG Tarzan(GRF) UmTi(KT)
MID Chovy(GRF) Bdd(KT)
ADC Teddy(SKT) Ruler(GEN)
SUP Mata(SKT) Hoit(DWG)

まとめ

動画内容は以上です。

本来、翻訳元の動画はWeek3までのLCKを振り返る内容だったので、Week4が始まる前までに投稿したかったのですが、遅くなって申し訳ないです。
そしてそのWeek4はなんとも歪な”断食メタ”となっています。
※断食:スペルシーフエッジ(+ねこばば)を用いて、ほとんどCSを取らずに対面とのゴールド差を作る戦略。ファームによる賞金や後に入手出来るワードなどの副産物もある事から悪さをしている。

断食は現行パッチでは既にHotfix済みであるためLCKでは1週間のみの環境となりますが、おかしなメタのせいで十分番狂わせが起き得るので、本動画で3人が指摘していた点や、各チームのメタへの反応について今後も注視していきたい所ですね!

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